ガザ地区まで2kmの場所まで行き感じた「生と死」
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映画の配給・宣伝・制作を手がけるユナイテッドピープル(株)(福岡県糸島市、関根健次代表)からのニュースレター「ユナイテッドピープル通信」の一部を抜粋して紹介する。
2年ぶりにイスラエルに行きました。ガザに入りたい気持ちはありますが、不可能です。今回は、2023年10月7日のハマスの襲撃を受けた現場を視察し、家族や友人を殺されてしまった方々からお話を伺うことにしました。
イスラエルとガザ。被害の差は比べ物になりませんが、家族を失う気持ちは、どちら側も同じ。イスラエル側の痛みを実際に訪問して感じたいと思ったんです。訪問してみて想像をはるかに超える被害に動揺しました。
多くの犠牲者が出たキブツ(生活共同体)、ニールオズからガザ地区までの距離はわずかに2km。ガザを囲むフェンスが見える距離でした。フェンスの手間では、農地を耕すトラクターが見え、そこには生がありました。フェンスの奥側には廃墟となったガザが見え、そこには死を感じました。このたったの2kmの世界の違いに愕然としながらも、長年対立が続くイスラエルとパレスチナがどうしたら平和的に共存できるのか、これまで以上に悩みながら帰国しました。
(写真 https://a25.hm-f.jp/cc.php?t=M59618&c=604&d=a927)1年以上前に、ハマスの襲撃を受けたイスラエル側のノヴァ音楽フェスティバルのボランティアスタッフをしていた女性にインタビューしたことがありました。
https://a25.hm-f.jp/cc.php?t=M59619&c=604&d=a927今回、その現場や、多くの犠牲者を出したキブツ(生活共同体)ニールオズにも訪問しました。僕を案内してくださった方は、ニールオズの創設者の1人で、ジャーナリストかつ平和活動家だったオデッド・リフシッツさん(84歳)の義娘のリタさん。
オデッドさんは、毎週ガザ境界に行き、ガザでは受けられない抗がん剤治療をイスラエルの病院で受けられるように、出迎え、車で送迎するボランティアをしていた方。そんな方がガザに拉致されて、帰らぬ人となりました。
それでも義娘のリタさんは、状況が平穏になったら、自分もガザ国境に行き、がん治療を必要としているガザの子どもたちをイスラエルの病院に運びたいとおっしゃいました。
憎しみを超越してどうにかして平和を探っている人々はたしかに存在しています。配給している映画『私は憎まない』 のアブラエーシュ博士と重なりました。
今回のイスラエル訪問をウェブ媒体で記事を書きますのでまたお知らせします。個人のFacebook、Instagramで、訪問中に少し発信していますのでご覧ください。
https://a25.hm-f.jp/cc.php?t=M59621&c=604&d=a927
https://a25.hm-f.jp/cc.php?t=M59622&c=604&d=a927なお、ガザについては、今晩4/4の 19時よりNGOパレスチナ子どものキャンペーンのオンライン報告会「ガザはいま」が無料開催されますのでお知らせします。
https://a25.hm-f.jp/cc.php?t=M59623&c=604&d=a927法人名
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