【不動産情報】何が建つか注目(5)~児嶋家ビルを建てるのか
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福岡市博多区中洲中島町の歴史に精通している人は、よほど博多の歴史を勉強している人に違いない。江戸時代後期から1945年の太平洋戦争終戦まで、この中洲中島町には芝居小屋がひしめいていたらしい。いうなれば博多の娯楽ゾーンであったという。博多の庶民たちは芝居を楽しんでから、帰途、現在の博多区中洲5丁目にある「大阪屋」で会食することが何よりの楽しみであったとか。
かつて中洲中島町の不動産の半分以上は児嶋家のものであったといわれる。この一族の中核企業は児島洋紙(株)だ。創業は元禄以前、370年超続く老舗である。スタートは黒田藩の御用をつとめる紙業者であったとか。博多商人のなかでも中核の一社であった。今日も業績は好調である。
現在、博多区中洲中島町地番22-1の不動産で解体作業が始まっている。この不動産の所有者は上記の名門・児嶋家の一族である。この場所では長い間、駐車場経営が行われていた。「旧態依然の駐車場事業では割に合わない」と判断して今回の開発が始まったという。
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