三菱電機、インドに新工場~交通システムメーカー世界一を目指す
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三菱電機(株)(本社:東京都千代田区、柵山正樹代表執行役、執行役社長)は、11月27日、インド・カルナタカ州ベンガル―ル(バンガロール)に鉄道車両用電機品の新工場を設立し、稼働を開始したと発表した。
新工場の建屋床面積は4,605m2、投資額は約10.3億円で、稼働開始時の従業員数は約50名。鉄道車両用の電機品の組み立てなどを行う。また、同社はインドにある地下鉄向け制御推進システムにおいて約65%のシェアを有しており、成長が著しいインドでの交通システム事業の拡大に向け、鉄道車両用電機品の生産および販売、保守体制の整備を進めているという。
同社は2014年12月の事業戦略説明会において、交通システムメーカー世界一への成長戦略を掲げている。同社の鉄道車両用電機品工場は世界各地に点在しており、今回で6番目となる。今回の工場設立によって、2020年度のインド市場における交通システム事業の売上高を14年度のほぼ倍となる200億円規模へ拡大することを目指すとしている。【川元 浩明】
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