丸東産業、25年2月期決算 増収減益

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 14日、丸東産業(株)(本社:福岡県小郡市、菅原正之代表)は2025年2月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は180億4,600万円(前期比1.1%増)、営業利益は3億3,600万円(同19.8%減)、経常利益は4億400万円(同25.0%減)、当期純利益は2億9,600万円(同19.3%減)で、増収減益となった。

 決算要因としては、複合フィルムや単体フィルム、日用品容器など一部製品の販売が伸長したことにより売上高は増加したが、原材料やエネルギー価格の高止まり、ユーティリティコストの上昇により、利益面では減益を余儀なくされた。営業面では電子レンジ用新製品「楽チンさん」の投入など製品提案力を強化したものの、価格改定によるコスト吸収には至らなかった。

 来期(26年2月期)の業績予想については、売上高は188億円(前期比4.2%増)、営業利益は4億1,500万円(同23.5%増)、経常利益は4億6,500万円(同15.0%増)、当期純利益は3億5,500万円(同19.9%増)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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