日創プロニティ、25年8月期中間決算 増収増益

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 14日、日創プロニティ(株)(本社:福岡市南区、石田徹代表)は2025年8月期中間の連結決算を発表した。それによると、売上高は121億8,900万円(前年同期比44.8%増)、営業利益は8億6,200万円(同6.0%増)、経常利益は8億8,000万円(同3.8%増)、四半期純利益は7億6,600万円(同27.2%増)で、増収増益となった。

 決算要因としては、新規取引先の開拓と既存取引先からのリピート受注が堅調に推移したことが寄与した。とりわけ、建設事業では太陽光関連や内外装パネル工事の伸長が顕著で、金属加工事業では金属サンドイッチパネルが堅調に推移した。一方、化成品事業ではM&Aによりグループ入りした大鳳(株)およびフォームテックス(株)の業績が貢献した。タイル事業は新築住宅着工件数の減少の影響を受けたが、全体では補助金収入もあり中間純利益の押し上げ要因となった。

 通期(25年8月期)の業績予想については、売上高は202億円(前期比14.2%増)、営業利益は12億8,100万円(同0.4%増)、経常利益は13億6,800万円(同0.4%増)、当期純利益は9億1,400万円(同16.5%減)で、増収と営業利益は横ばいながら、最終利益は減益となる見通しとなっている。

【寺村朋輝】

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