NetIB-Newsでは、日本ビジネスインテリジェンス協会理事長・中川十郎氏の「BIS論壇」を掲載している。
今回は4月23日の記事を紹介する。
BIS研究部会として精力的な活動を続けていただいている岡本博之BIS副会長主宰の「BIS再生エネルギー研究部会」がこのほど、めでたく10周年目を迎える。まさしく「継続は力なり」である。BIS正会員のみでなく、再生エネルギーの国際的な重要性を認識されているBIS会員以外の有志も数多く参加いただき、研究会がこれまで長年、多彩な活動を展開してきたことに岡本部会長および研究会参加者一同にBIS会長として心から感謝を申し上げる次第です。
BISは去る2月12日に創設34周年を迎えました。この間の国内外の参加者累計、1万7,000人、講師700名に達し、ユニークな研究会として、内外の注目を集めています。
過去、「国際問題研究部会」「ビジネス情報研究部会」「女性文化研究部会」なども活動をしてきましたが、今日休眠状態です。そのなかにあって、岡本部会長のご尽力、ならびに同部会顧問の堀内道夫BIS顧問のご支援、ご指導、部会員の熱心なご協力もあり、今日BIS部会でエネルギー研究部会が唯一継続いただいていることに再度謝意を表する次第です。
幸い、3月に伊藤正 BIS常務理事が「BIS AI,半導体研究部会」を設立。脚光を浴びているAI、半導体、ロボットなどの研究を会員一同と積極的に続けていただいていることにも感謝したいと思います。
一方、奥井八洲子BIS理事が高齢研究部会「人間万歳部会」を近く旗揚げすべく準備中です。また浅草出身のBIS文化担当理事の金井朋子・やまとみ女将、BIS理事の日本舞踊家の坂東流名取、石川貴久江さん、BIS理事の友成幸子さん、荒野綾子さんなどが「BIS浅草文化振興研究会」を、BISフランス連絡員、理事の浜田信吾氏などによる「BIS科学技術研究部会」、佐藤公彦BIS理事などを中心に「健康医療研究部会」などの設立の動きもあります。
BIS会長としてBIS創設34周年を機会にこれらの動きを全面的に支援、協力したいと考えています。BIS会員各位も友人ともどもこれらのBIS部会設置によろしくご協力願いたいと存じます。
世界は高度情報化時代を迎え、人工知能AI、高度半導体、ロボットの活用など急激に変化しつつあり、21世紀は一生勉強を継続することが必須となっています。そのような環境下、BIS本部としても会員各位の生涯教育への熱意にこたえるべく、BIS創設34周年目を迎え、会員各位の自己研修へ最大限の協力をしたいと念願しています。
<プロフィール>
中川十郎(なかがわ・ じゅうろう)
鹿児島ラサール高等学校卒。東京外国語大学イタリア学科・国際関係専修課程卒業後、ニチメン(現:双日)入社。海外駐在20年。業務本部米州部長補佐、米国ニチメン・ニューヨーク開発担当副社長、愛知学院大学商学部教授、東京経済大学経営学部教授、同大学院教授、国際貿易、ビジネスコミュニケーション論、グローバルマーケティング研究。2006年4月より日本大学国際関係学部講師(国際マーケティング論、国際経営論入門、経営学原論)、2007年4月より日本大学大学院グローバルビジネス研究科講師(競争と情報、テクノロジーインテリジェンス)。