自民党福岡県連の新会長に松本國寛県議就任の見通し

福岡4区自民党県議団セミナーで挨拶する松本國寛県議
福岡4区自民党県議団セミナーで挨拶する
松本國寛県議

    自民党福岡県連は、5月に任期満了にともなう県連会長選挙を予定しているが、県議団(41人)が元県議会議長で、県連会長代行を務める松本國寛県議を擁立する方針であることがわかった。

 松本氏以外に国会議員や福岡・北九州両政令市議員などから立候補の動きは見られない。

 伝統的に自民党の地方組織は、県議会議員が主導権を掌握しているが、福岡でも以前は古賀誠氏や原田義昭氏、武田良太氏など国会議員が県連会長を務めていた。だが、小選挙区制になって以降は、国政選挙において集票力を有する県議会議員の力が相対的に強まった。

 立候補要件には61人の県連役員のうち20人の推薦が必要となる。このうち県議会議員が38人おり、5月24日に行われる県連総務会で選出されることがほぼ固まった。

 県連会長は、2019年から原口剣生氏が務めているが、6年ぶりの交代となる。

【近藤将勝】

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