8日、新日本科学(株)(本社:鹿児島市、永田良一代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は324億1,300万円(前期比22.5%増)、営業利益は29億8,500万円(同28.3%減)、経常利益は64億5,000万円(同8.1%減)、当期純利益は49億2,400万円(同11.0%減)で、増収減益となった。
決算要因としては、主力のCRO事業が好調で、売上は3期連続で過去最高を更新した。一方で、米国子会社による医薬品開発経費の増加や、NHP繁殖施設整備等の先行投資が利益を圧迫した。また、為替差損も減益要因となった。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は332億7,200万円(前期比2.6%増)、営業利益は35億5,000万円(同18.9%増)、経常利益は59億2,700万円(同8.1%減)、当期純利益は35億5,000万円(同27.9%減)で、増収も営業外費用等の影響で減益を予想している。
【寺村朋輝】
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