9日、ヤマエグループホールディングス(株)(本社:福岡市博多区、大森礼仁代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は1兆69億1,400万円(前期比41.3%増)、営業利益は157億8,100万円(同13.4%増)、経常利益は175億6,900万円(同19.1%増)、当期純利益は85億4,000万円(同1.0%増)で増収増益となり、初めて売上高1兆円を達成、利益面でも過去最高となった。
決算要因としては、前期にグループ入りした子会社の寄与に加え、食品値上げや猛暑、イベント増によるアルコール飲料や外食需要の拡大が業績を押し上げた。一方、エネルギーや物流費の高騰が利益を圧迫したが、業務の効率化などにより営業・経常利益も過去最高を記録した。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は1兆600億円(前期比5.3%増)、営業利益は190億円(同20.4%増)、経常利益は200億円(同13.8%増)、当期純利益は100億円(同17.1%増)で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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