9日、(株)西日本フィナンシャルホールディングス(本社:福岡市博多区、村上英之代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、経常収益は1,964億1,500万円(前期比5.8%増)、経常利益は455億3,700万円(同27.9%増)、当期純利益は309億8,200万円(同31.4%増)で、大幅な増益となった。
決算要因としては、貸出金の増加による資金運用収益の拡大が経常収益を押し上げた。コア事業である銀行部門では西日本シティ銀行と長崎銀行いずれも堅調な業績を維持し、非銀行セグメントも安定して推移した。物価高や金利環境にも対応した資金運用戦略が功を奏した。
来期(26年3月期)の業績予想については、経常利益は550億円(前期比20.8%増)、当期純利益は370億円(同19.4%増)で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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