キャスター、25年8月期業績予想を下方修正 4億円超の最終赤字の見込み

 26日、(株)キャスター(本社:宮崎県西都市、代表:中川祥太)は25年8月期の連結業績予想を修正した。それによると、修正後の業績は、売上高46億1,900万円(前回予想:50億3,700万円で8.3%減)、営業利益は4億2,800万円の赤字(同1,000万円)、経常利益は3億9,600万円の赤字(同1,800万円の赤字)、当期純利益は4億700万円の赤字(同1,300万円の赤字)で、売上も減収で、営業利益段階から赤字へ転落する見込みとなった。

 要因としては、大型案件の解約やアップセル施策の効果が限定的であり、ARPU(顧客単価)が期初想定の30万4,000円の約90%にとどまり、結果として売上高も未達となったことをあげている。利益面では、当初これらの提携効果を見込んで人材投資を先行していたが、効果が想定を下回り稼働率が低下したことで利益を圧迫したとしている。

【寺村朋輝】

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