くら寿司、売上1000億円突破！来店客数1億人超え

　全国で365店舗を展開する回転ずしチェーン、くら寿司を運営する（株）くらコーポレーション（本社：大阪府堺市、田中邦彦代表取締役社長）は、12月11日、2015年10月期の決算を発表した。

　15年10月期の連結業績において、売上は前年比8.6％増の1,053億600万円、営業利益は前年比22.1％増の58億7,600万円、経常利益は前年比23.9％増の64億1,200万円、当期純利益は前年比36.5％増の41億4,900万円となり、いずれも過去最高の数字となった。

　同社によると当期は、看板商品の「熟成まぐろ」は当期において販売皿数が6,000万皿を超えた。さらに、人気ネタの「ふぐ」「かに」「サーモン」「熟成まぐろ」の極上ネタを提供するフェアを毎月実施。また、フェアに合わせて「機関車トーマス」、「名探偵コナン」、「ドラゴンボール」などとタイアップを行い、オリジナルグッズがもらえるキャンペーンを実施した。これらの企画が好評を得たことで、売上高が前年比102.5％になり、15年10月に年間のべ来店客数１億人を突破したという。

　日本国内の店舗開発については、山形県、新潟県、宮崎県、沖縄県に初進出したのをはじめ、西日本地区で14店舗、東日本地区で９店舗の計23店舗を新規出店し、２店舗を移転により閉店した結果、国内店舗数は365店舗となった。

　なお、末期（16年10月期）は、売上高1,100億円2,800万円、営業利益60億8,000万円、経常利益65億円、当期純利益41億6,700万円の見通し。
【川元　浩明】