30日、(株)YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区、玉井裕治代表)は26年2月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は96億6,500万円(前年同期比4.1%減)、営業利益は6億4,300万円(同19.3%減)、経常利益は7億700万円(同17.4%減)、四半期純利益は4億4,100万円(同21.1%減)で、減収減益となった。
決算要因としては、前年度の受注減の影響が続いたことにより売上・利益ともに減少した。セグメント別では、ビジネスソリューション事業はERPソリューションや自動車製造業向け開発が堅調に推移した一方で、健康保険者向けや移動体通信事業者向けシステム構築が減少し、売上高は78億3,400万円(同1.2%減)となった。IoTソリューション事業では物流DX事業の受注が伸び悩み、インターネット・セキュリティ関連製品も減少したが、畜産DXやスマートシティ向けソリューションは微増した。その結果、売上高は18億3,100万円(同14.8%減)となった。全体として、新中期経営計画に基づく事業モデル変革や生成AI活用などで効率化を進めたものの、前年度の受注水準を補うには至らず減収減益の決算となった。
通期(26年2月期通期)の業績予想については、売上高は200億円(前期比0.3%増)、営業利益は16億円(同13.6%増)、経常利益は17億円(同11.1%増)、当期純利益は11億5,000万円(同10.7%増)で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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