福岡・宗像市議、政治系動画での名誉毀損罪で罰金命令

議会で質問を行う齋藤市議
議会で質問を行う齋藤市議

    YouTubeで他人の名誉を損なう動画を配信したとして、福岡区検が福岡県宗像市議会議員を名誉毀損罪で略式起訴したことがわかった。市議は現在1期目の齋藤元孝氏。略式起訴は昨年12月25日付。福岡簡易裁判所は同日、罰金20万円の略式命令を出し、齋藤氏は即日納付を行った。

 関係者などへの取材によると、市議は友人と共謀し2023年5月頃、知人男性について「不倫している」などと発言する動画をYouTubeに配信し、男性の名誉を毀損した。

 齋藤氏は取材に「司法の判断が出たことを重く受け止めている。相手の男性、また市民に対しても申し訳ないと思う。動画はすでに削除した。二度とこのようなことはしない」と述べたうえで、「今後は市民のためにしっかり仕事を全うしてまいりたい」と語り、議員辞職については否定した。

 なお、齋藤市議は当該問題について自身のSNSでも経緯と謝罪を報告している。

齋藤市議のFacebook
齋藤市議のFacebook

 齋藤市議は、地元・福岡でお笑い芸人の活動をしていたことでも知られており、学生時代から保守的な政治活動などに携わってきた。24年の市議選に無所属で立候補し、初当選した。現在1期目。問題となった動画も国政への見解や政治活動を語るYouTubeの動画チャンネルで配信しており、「政治活動の一環での発信ではないか」との指摘もある。

【近藤将勝】

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