野中しんすけ氏のメッセージ、次期衆院選大分1区で参政党公認候補として出馬表明
参政党は次期衆院選大分1区の公認候補予定者として、党県連会長の野中しんすけ氏に決定したことを発表した。
データ・マックスの取材に対して野中しんすけ氏は以下のメッセージを寄せた。
野中しんすけ氏のメッセージ
次期衆議院選挙の参政党公認候補予定者として大分1区で活動しております、
野中しんすけです。
7月の参議院選挙に出馬した際は、大分選挙区にて10万6,687票(20.1%)という多くの県民の皆さまからのご支持をいただきました。
10万票という大台を超えてから、さらに大分県民の皆さまからの注目が日に日に高まっていることを実感しております。
私たち参政党が7月に掲げた『日本人ファースト』は、多くの国民の皆さんが現在の政府・与党に対して“国民の方を向いて政治をしてない”と感じていることを、端的に分かりやすく表現できたメッセージだったと思っております。
そこに国民の皆さんから多くの共感をいただき、参議院選挙では大きく躍進をさせていただきました。
ところで、高市政権が誕生したことにより参政党の支持は落ちるのではないか? という声も聞きますが、私たちは「保守」や「リベラル」のどちらかといった考えではありません。
私たち参政党は、『反グローバリズム』を掲げ、日本の歴史や文化や伝統を守りながら、他国に安易な迎合をすることなく、我が国日本の国益となることを第一に考えた政治を進めてまいります。
確かに、政党として支持をいただくことも大切かもしれませんが、それ以上に日本の国益や国民の皆さんの生活が豊かになることのほうが大事だと考えています。
そこに注力していきながら、相乗効果で日本全体の成長を加速させていけるようにもてる力を最大限発揮し注力してまいります。
野中しんすけ
市民感覚に基づいて、国民のための政治を取り戻す
野中しんすけ氏は1986年生まれの現在39歳。大分市内の救急病院などで看護師として勤務してきた経験をもとに、コロナ禍においては、現場に立つ看護師の立場から医療・保健についてYouTubeやSNSを通じて積極的に情報発信を行ってきた。経験を踏まえた冷静な分析と誠実な語り口が支持を集め、フォロワーは20万人を超えた。
現在は医療だけでなく、社会や教育、経済など幅広いテーマを取り上げて情報発信を行っており、国民1人ひとりの生活に根ざした視点で現状を語る姿勢が、多くの共感を呼んでいる。
こうした活動を通じて参政党の理念に共鳴し、今年7月の参議院議員選挙では大分選挙区から出馬し、10万6,687票(得票率20.1%)を獲得し大きな存在感を示した。
現在は同党大分県連会長を務め、地方の現実を知る立場として「国政に地域の声を届ける」ことを自身の使命に据えながら、地域活動の現場で得た信頼を背景に、県内各地で講演や勉強会を重ねて、政策への理解を深める取り組みも続けている。
野中氏が掲げる政策の柱は、「減税」と「生活支援」だ。物価上昇が続き、家計の負担が重くのしかかるなか、国民の可処分所得を増やして地域経済を回すことが急務だと訴える。その姿勢には、現場で生活の苦しさを見てきた医療従事者ならではの実感がにじんでいる。
また、医療・福祉制度の改善にも強い関心を示す。現場で培った経験を基に、医療従事者の待遇改善や、地域医療の持続性確保といった課題にも取り組む考えだ。「政治は遠い存在ではなく、生活そのものだ」との信念を貫き、政策の細部にも“現場のリアリティ”を注入していく意気込みを見せる。
【寺村朋輝】








