マルタイ、26年3月期中間決算は減収減益 通期は増収減益予想

 6日、(株)マルタイ(福岡市西区、川島英広代表)は2026年3月期の中間決算を発表した。それによると、売上高は45億7,600万円(前年同期比2.3%減)、営業利益は2億300万円(同35.9%減)、経常利益は2億3,700万円(同31.2%減)、四半期純利益は1億6,900万円(同27.6%減)で、減収減益となった。

 決算要因としては、原材料価格や人件費、物流費の高止まりが続いたことが挙げられる。同社の主力である棒ラーメンは堅調に推移し、前年同期比5.6%増の16億9,300万円となったものの、天候要因などによりカップ麺が6.6%減の14億8,700万円、皿うどんが5.0%減の12億700万円にとどまり、袋麺も14.9%減の1億7,500万円と落ち込んだ。

 通期(26年3月期)の業績予想については、売上高97億円(前期比1.0%増)、営業利益5億円(同21.3%減)、経常利益5億5,000万円(同20.7%減)、当期純利益3億8,000万円(同21.7%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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