【全国版|2025年10月】大規模小売店舗 新設届出47件リスト・分析グラフ

全国の出店動向――件数はDgS、規模はSCが突出

 2025年10月の届出状況を集計したところ、全国で47件の新設届出が確認された。

 業態別に見ると、ドラッグストア(DgS)が最も多く、生活必需型業態の勢いが継続していることが確認できる。スーパーマーケット(SM)は件数では劣るものの、1店舗あたりの面積規模は大きく、地域商圏を支える基盤業態として着実に出店を積み重ねている。ディスカウントストア(DS)は大型化が進み、広域商圏を意識した出店が特徴である。


全国・業態別の届出件数と平均店舗面積(2025年10月)

 ショッピングセンター(SC)は件数こそ少ないが、面積では圧倒的な存在感を放ち、商圏核としての役割を維持している。書店・家具・自動車販売などの専門店も一定数の届出がみられ、目的型消費を取り込む動きが続く。全体として、生活必需型と目的型が二極化し、多層的な商業構造が形成されつつあることが読み取れる。

【地域別・届出者別ランキング】

  • 都道府県別では、栃木県・千葉県・富山県が各5件、東京都・愛知県・熊本県が各4件で上位を占める。

  • 届出者別では、1位:(株)コスモス薬品 7件(14.9%)、2位:(株)クスリのアオキ 4件(8.5%)、3位:(株)トライアルカンパニー 3件(6.4%)となった。

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【全国版|2025年10月】大規模小売店舗 新設届出47件リスト

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