2025年10月の届出状況を集計したところ、全国で47件の新設届出が確認された。
業態別に見ると、ドラッグストア(DgS)が最も多く、生活必需型業態の勢いが継続していることが確認できる。スーパーマーケット(SM)は件数では劣るものの、1店舗あたりの面積規模は大きく、地域商圏を支える基盤業態として着実に出店を積み重ねている。ディスカウントストア(DS)は大型化が進み、広域商圏を意識した出店が特徴である。
ショッピングセンター(SC)は件数こそ少ないが、面積では圧倒的な存在感を放ち、商圏核としての役割を維持している。書店・家具・自動車販売などの専門店も一定数の届出がみられ、目的型消費を取り込む動きが続く。全体として、生活必需型と目的型が二極化し、多層的な商業構造が形成されつつあることが読み取れる。
【地域別・届出者別ランキング】
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