鹿児島の最大手スーパー「タイヨー」が「スーパーよしだ」を買収

 22日、鹿児島の最大手スーパー・(株)タイヨー(鹿児島市南栄、清川継一朗代表)が、鹿児島県出水市を中心にスーパーを展開する(株)スーパーよしだ(鹿児島県出水市、川崎繁雄代表)を買収したことを発表した。

 タイヨーは鹿児島県内を中心にスーパーを展開するローカルチェーンで、2025年2月期の売上高は1,079億円、同期末時点の店舗数93店(鹿児島76店、宮崎・都城17店)、従業員3,317人(社員481人、嘱託68人、パート2,768人)は県内最大級。総合小売業として生鮮・一般食品から日用雑貨、衣料、住居関連、酒類までを扱う。1993年に福岡証券取引所へ上場、翌94年に大阪証券取引所市場第二部へ上場したが、2013年にMBOを実施して上場を廃止した。

 一方のスーパーよしだは、鹿児島県出水市内に5店舗と阿久根市内に1店舗などを展開する食品スーパー。25年2月期の売上高は25億4,000万円。従業員295人(社員・準社員137人、短時間パート・アルバイト158人)。

【寺村朋輝】

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