電気自動車の(株)EVモーターズ・ジャパン(北九州市若松区)が14日に民事再生法適用を東京地裁に申請し、保全命令を受けたことを受け、北九州市は16日から、北九州市営バスで導入している同社製EVバス3台の運行を見合わせている。
武内和久市長は同日の記者会見において、同市が導入している型については法令上の基準に適合しており、走行における安全性に問題はないことを確認しているとしたうえで、市民の安心のために万全を期すとして、今後のメンテナンス体制の確約が正式に得られるまでの間、これらの車両について16日から運行を一時的に見合わせるよう決めたと話した。
記者からの、大阪・関西万博でブレーキ異常による接触事故や2月の代表取締役社長交代、民事再生法適用申請などにより、メンテナンス面での不安が大きくなったのではとの問いに対し、武内市長は市民の安心のためメンテナンス業務が今後も担保されることが重要と繰り返し強調。同社に文書で申し入れを行うとともに、同社が担保できない可能性も踏まえ、別のメンテナンス事業者の確保についても市役所内で指示するなどの対応を講じていると答えた。当該バス3台の走行の再開については、EVモーターズの回答の内容を吟味したうえで対応するとしている。
【茅野雅弘】
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