2024年12月23日( 月 )

19日の日経平均株価~前年比+34円08銭

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 今日19日の東京株式市場の日経平均株価(終値)は、寄り付きは前日比+75円36銭の1万6,902円29銭だったが、中国国家統計局が発表した2015年の国内総生産(GDP)の速報値(物価変動の影響を除いた実質ベース)が、前年比6.9%増と低い伸びとなったことが伝えられると
前日比▲163円54銭の1万6,828円59銭の最安値に。その後次第に値を戻し、最高値は+51円05銭の1万7,088円31銭と1万7千円台を回復した。

 後場は一進一退の動きを見せていたが、中国のGDPが予想の範囲内だったことなどから市場に安心感が広がり、結局終値は前日比+92円80銭の1万7,048円37銭で取引を終えた。昨年18日の1万7,014円29銭に対して+34円08銭(前年比+0.20%)となり、辛うじて前年比マイナスとはならなかった。

 しかし中国経済の減速・原油安・円高の進行な日本経済を取り巻く環境は厳しく、今後反転攻勢できるかどうかはいまだ不透明といえそうだ。

【北山 譲】

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