センキョタイムズ、来春の福岡県議選に10人推薦を発表~自民・民主系議員の総入れ替え求める
福岡の政治や選挙を中心に扱うネットメディア「センキョタイムズ」は7日、福岡市内で記者会見を開き、来年4月の福岡県議選(定数87)に、10人の推薦候補者を擁立する方針を明らかにした。
センキョタイムズは、元木哲三氏と大井忠賢氏が主宰するネットメディア。政治的に保守の立場に立っているが、国会議員・地方議員問わず自民党議員に対しても名指しで厳しい批判を展開してきた。福岡県議会の海外視察や正副議長ポストをめぐる金銭授受問題、旧民主会派内の新人議員いじめなど一連の問題をYouTubeで配信している。
元木哲三ウェブ編集長は県議会について「自分たちが先頭に立って陣頭指揮を執るべきではないかと考えた」と自らの立候補を検討したと述べつつ、「サポート役に回ったほうが2人(元木氏と大井氏)の力を最大限に発揮できる」と推薦候補を擁立することにした理由を明かした。また「声掛けしている現職らが5人以上いる」「とりわけ自民と民主系の議員には全員の退場を求めたい」とも語った。
一方、新たな政党や政治団体の設立は行わず、政党に所属しない無所属の候補者を推薦する。声をかけている現職のほかに、センキョタイムズによる「選挙スクール」を通じて11月末まで新人のエントリーも受け付ける。推薦候補は来年1月に発表を行う。
福岡県議会をめぐっては、自民だけでなく、長年にわたる「オール与党」体制の中で旧民主系も取り込まれてきた。立憲民主党や国民民主党、社民党による「民主県政クラブ県議団」(9月解散)は副議長経験者を中心に所属議員の約半数が、蔵内勇夫前県議会議長の辞職勧告決議案の採決中止動議に賛成するなど、野党としての役割を果たしてこなかった。
こうしたことから、参政党や維新など新興勢力や共産党は、来春の県議選で多くの候補者を擁立することを明らかにしているが、SNSで人気の高い元木氏らの動向に注目が集まる。
【近藤将勝】









