福岡市長選挙に前衆議院議員・稲富修二氏が「福岡の政治を正す」と立候補表明

 任期満了にともなう福岡市長選(11月1日告示、同15日投開票)について、新人で前衆議院議員・稲富修二氏が13日午後、福岡市役所で記者会見し、無所属での立候補を表明した。

 稲富氏は「都市にも人間と同じように成長期が来て、これから成熟期が来る」「2040年までの10年余りが、福岡市にとって成長する大切な期間」と述べたうえで「福岡市の眠っている可能性を引き出したい」と決意を述べた。

福岡市長選の出馬表明を行う稲富修二氏(福岡市役所)
福岡市長選の出馬表明を行う稲富修二氏(福岡市役所)

 稲富氏は福岡県大野城市出身。東京大学法学部卒業、米コロンビア大学大学院修了。丸紅に勤めた後、松下政経塾に入塾。2007年、民主党・社民党の推薦を受け、福岡県知事選挙に無所属で立候補したが全国知事会長を務めた現職の麻生渡氏に敗れた。09年、衆院選福岡2区に民主党から出馬し、初当選。比例復活も含めて4期務めている。2月の衆院選で中道改革連合の公認で立候補したが落選。先月離党したことをSNSなどで表明。現在は無所属で活動している。

 稲富氏は政策について「後日会見を開いて発表する」としたうえで、3つの政策概要を述べ、(1)緊急物価高対策の補正予算案の編成に取り組む(2)副首都・福岡の実現(3)人への投資の拡充を掲げた。

記者の質問に応じる稲富修二氏
記者の質問に応じる稲富修二氏

    また、福岡県議会問題にも言及。「衆院選前までは立憲民主党県連の代表も務めており、監督責任との表現が適切かどうかはわからないが、批判は甘んじて受けなければならない」としたうえで「福岡の政治を正す戦いでもある」と述べ、「どの政党や団体に対しても推薦依頼は行わない」と語った。

 稲富氏の表明で市長選立候補予定者は13人となったが、同日の定例会見で高島宗一郎市長は、「候補者が多くなることは、より自分の考えに近い人を選ぶことができる。前向きに捉えて、選んでいただきたい」と述べている。

【近藤将勝】

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