任期満了にともない行われる福岡県古賀市の市長選挙への立候補を表明している現職の田辺一城氏が17日、事務所開きを行った。旧JA粕屋青柳支所に構えられた事務所には、田辺氏の支援者をはじめとした大勢の人が駆けつけた。
事務所開きにあたっては、来賓祝辞として福岡4区選出の衆議院議員・宮内秀樹氏(自民党)のほか、参議院議員・秋野公造氏(公明党)、同・古賀之士氏(立憲民主党)、衆議院議員・許斐亮太郎氏(国民民主党)、福岡県議会議員・吉田健一朗氏(自民党)、同・吉松源昭氏(自由と繁栄の会)、福津市長・福井崇郎氏、宗像市長・伊豆美沙子氏、糟屋郡町長会長を務める篠栗町長・三浦正氏ら県内各地の多くの議員・首長、連合福岡など各種団体幹部がそれぞれ激励の言葉や挨拶を行った。
秋野氏は「インフラにも強いし、そして教育や医療や生きるための手段を整えていくということ、高齢の皆様方やあるいは子どもたちに対する世代を超えた取り組みすべてに目配りをきちんとしながら、1人も取り残さない古賀市をずっとつくり続けてこようとした」と述べたうえで「古賀市を1つにまとめてきた田辺市長さんを圧倒的にご理解をさらにいただいたうえで勝っていただくということが、古賀市の次の4年の発展に大切」と支援を呼びかけた。
福岡県議の吉田氏は、16日から17日早朝にかけての県議会の百条委員会をめぐる動向に言及。「本当に長い時間だったが審議を行い、我々自民党県議団の若手の県議も賛成というかたちで起立をさせていただいて、(百条委)設置が決まった」「自民党県議団の1期・2期は、まだ自民党県議団の習慣がそれほど身についてないものですから、我々の期でしっかりとなかから改革を進めてまいりたい」と議会改革の決意を述べたうえで「皆さまが田辺市長を誕生させて、そして育ってこられたと思う。3期目、さらに磨きをかけて育てていただいて、しっかりと3期目につなげていただきたい」と語った。
地元代議士の宮内氏は「いろいろな背景の方々もたくさん集まっていただいた。田辺市長に対する多くの期待と、古賀の発展を願う気持ちが凝縮されたのが事務所開きだと思う」と述べつつ「選挙は何が起こるかわからない。多くの方々の気持ちの積み重ねということが選挙であり、政治である」「よい選挙をしていただき3期目として市長、あのステージの違う挑戦を期待したい」と激励を述べた。
田辺氏は「1軒1軒古賀市内を改めて政治家として回っていくなかで、本当に多くの激励をいただいている。もちろん厳しいお言葉もいただくが、ピンポンと押した後、しっかり『わかった』と出てきてくださる方が9割ぐらいいらっしゃる。これは本当に嬉しい」と市民の反応について言及し、「どんな立場の皆さん方であってもしっかりと顔を合わせて話を行い、対話と交流を起点として、現場主義に徹して政治活動をやっていくとの思いを強く持って16年間歩んできた。その結果、多くの皆さまに今こうして頑張れというお言葉をいただき、そして『話をしてみようやないか』と思っていただける、そうした状況になっている」と県議選初出馬から市長までを振り返りつつ述べた。
また、「県議の時から政治家の全国ネットワークが大事だという思いで活動してきた。福岡だけではなく、全国の政治家の皆さんと党派を超えてつながる。それがきっと自分の地元であり、今はこの古賀市の何かにつながっていくんだという思いでやってきた。古賀市が今進めているまちづくりは、他の自治体の議員さんや首長さんの示唆を受けてできた新しい政策が展開し、市民サービスの向上につなげられている実感がある」と全国の超党派の議員や首長のつながりを生かして改革に取り組んできたことを強調。
最後に、「全力を尽くしてこれから準備を進めてまいりますので、これからもご支援を心からお願い申し上げまして、本日の事務所開きにあたっての決意とお願いのご挨拶とさせていただきます」と決意を語った。
田辺氏が挨拶で述べたように事務所開きも超党派の国会議員・地方議員、首長、各種団体が結集し、「オール古賀」体制を印象づけた。古賀市長選は11月22日告示、同29日投開票で行われる予定。
【近藤将勝】









