2024年11月23日( 土 )

ワンストップでサポートする「事業としての不動産投資」(前)

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キミヱコーポレーション(株)

投資家目線で商品開発

k2 「『自分が借金してアパートを建てるとしたら』という視点に立って、用地の選定を行っています。不動産投資は事業です。きちんと収支を試算し、手元にお金が残らないようでは、事業とは言えません」―こう話すのは、投資用アパート・マンション販売会社・キミヱコーポレーション(株)の田中勝也社長だ。購入者目線による用地選定を徹底し、これまで福岡市近郊および北九州市近郊を中心に100棟以上、約950戸の供給実績を有する同社は、関連会社の(株)キミヱとともに市場調査から土地仕入れ、建築工事、資金調達、入居斡旋、家賃徴収まで、ワンストップでオーナーをサポートしている。

 同社が供給してきたアパート・マンションの入居率は、95%を超える。また、自社施工を行うことで、同社の販売するアパートの平均利回りは8%以上と、業界平均よりも高いのが特徴だ。

 現在、金利の低さや金融機関の不動産投資ローン拡充などで、不動産投資の人気は高まっている。そこで同社は、高い入居率を背景にした高い利回りで顧客の不動産投資を事業化。2016年3月期は14棟を供給した。近年はファミリー向けのアパートに注力しており、間取りは58~60m2で2LDKと広めの物件が多い。ファミリー向けとすることで、単身向けと比較して入居期間が長期になる傾向にあるといい、利回りの安定化を図っている。

清川、大橋など福岡市内ではマンション開発も

 アパートだけでなく、マンションの1棟販売も行っており、現在計画中のものも含め、これまでに9棟を供給。
 福岡市中央区清川に建築中(注)のマンション(10階建、9戸)は、1フロアに1戸(45.41m2)と贅沢な仕様だ。同物件は、オートロックはもちろん、入居者でも入居するフロア以外にはエレベーターが止まらないセキュリティシステムを導入予定と、入居者の安全面にも配慮。また、2~3階にはテナントが入居する予定で、天神にも近く、人気のエリアだけに、注目の賃貸物件だ。

 さらに、福岡市南区大橋でも11階建、20戸の単身者向けマンションを計画中(注)。大橋は、飲食店が充実しているほか、買い物に便利なうえ、天神などへのアクセスの良さから、単身者を中心に人気のエリアだ。

 投資に適正な用地は限られていることから、同社のアパート・マンションには投資家の待ちの列ができているという。人気を集めるのは、相対的な利回り・入居率の高さが大きな要因と言えるが、年に数回開催している「オーナー会」の影響も大きいだろう。これは、30~40人規模で行われる、同社の投資物件を所有する投資家を集めた食事会だ。キミヱコーポレーションの物件を所有しているオーナーらが投資についてざっくばらんな情報交換を行うのが食事会の主旨で、既存顧客だけでなく、不動産投資を検討している投資家も参加。これにより同社の物件を待つ投資家の列は、さらに長くなっているようだ。

※記事は2016年3月下旬時点のものです
(つづく)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:田中 勝也
所在地:福岡市博多区博多駅東3-13-21 エフビル2F
設 立:2003年7月
資本金:3,000万円
TEL:092-432-3477
URL:http://www.kimie.jp

<プロフィール>
tanaka_pr田中 勝也
1964年4月21日、北九州市出身。早稲田大学卒。趣味はゴルフ

 
(後)

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