2024年12月23日( 月 )

【2017衆院選・福岡2区】小池カラーは封印?希望・稲富修二氏の第一声

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希望(=小池カラー)は封印?

希望の党・稲富 修二 氏

 2014年12月に行われた前回の衆院選において、わずか70票足らずで比例復活を逃した稲富修二氏(47)。今回は、希望の党の公認を得ての出馬となるが、政党色を一切出さない異例とも思える第一声をあげた。

 「国会を外から見た時、国会は何をやっているんだという声がよくわかるようになった」という稲富氏は、有権者の声を国会に届け、実現することが自らの使命とした。実現すべきこととは教育改革。選挙公約には、大学卒業までの全教育費の半額化や待機児童ゼロを掲げる。「6児のパパ」としてPTAや地域活動に参加してきた経験を土台に、教育の機会を守ることから少子化を克服し「人づくり」の国家経営を進めるとしている。

 各種メディアで注目を集めている小池百合子東京都知事を代表とする新党・希望の党。同党の公認候補である稲富氏だが、選挙カーやのぼりなどには、「希望の党」の表示はない。ビラやポスターに小さく同党のロゴが印字されているだけで、一見して無所属候補。第一声には、連合福岡・高島喜信会長が応援に駆け付け、「(稲富氏の)人物、政策を支持する」と強調。これまでに積み上げてきた稲富氏個人への支持で雪辱を晴らそうという強い意思の現れともとれる。希望(=小池カラー)を出さないことが吉と出るか、凶と出るか、かねてより善戦が期待されている稲富氏に注目が集まる。

【山下 康太】

▼関連リンク(福岡2区)
・鬼木誠氏(自民党)
・松尾律子氏(共産党)

 

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