2024年11月05日( 火 )

【熊本地震最前線レポート】(39)~熊本市、水道復旧ならず

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 熊本市上下水道は4月17日、健軍水源地の配水施設などの復旧にあたり、試験的通水を開始。18日中の断水復旧を目指していた。しかし、大量の漏水が各所で発生していることから、復旧の見通しが立たず、現在、市民に対し、漏水箇所の連絡を呼びかけている。なお、連絡の際、混雑する電話ではなく、メール(下記参照)で、可能であれば、現場の画像を添付するよう求めている。

 18日現在、市内で応急給水活動が行われているのは27カ所。非常用の水袋が不足しているため、容器を用意していくほうがよい。飲用以外の生活用水として、バケツに貯めた雨水や川や用水路で汲んだ水をつかい、貴重な飲み水を確保する市民もいる。「予測不能」(気象庁)と、さらなる地震発生が懸念されるなか、水への不安は高まる一方だ。

熊本新港で応急給水を行う海上保安庁(17日撮影) 熊本新港で応急給水を行う海上保安庁(17日撮影)

給水ポイントではない避難所に置かれたバケツ 給水ポイントではない避難所に置かれたバケツ

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<連絡先>
上下水道局水相談課 サービス班
E-mail:jougesuimizusoudan@city.kumamoto.lg.jp
TEL:‪096‐381‐5600‬‬

・応急給水活動地点についてはコチラ
(熊本市ホームページ緊急情報)

※自宅敷地内やマンションなどの共同住宅はそれぞれの管理者による対応を求めている。


▼関連リンク
・【熊本地震最前線レポート】熊本市、求む!漏水情報

 
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