本当の記載ミス?舛添要一氏の御用達ギャラリーは・・・
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舛添要一東京都知事のかつての政治資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(以下グロ研、2014年7月解散)の政治資金収支報告書で、“本当の記載ミス”の可能性が高い内容が含まれていることがわかった。
グロ研が2013年2月4日に「資料代」として、1万1,500円を支出している大分県由布市の古美術商の企業について、グーグルマップで住所を検索したところ、13年12月に撮影されたストリートビューで、とてもそうとは思えない建物が写されていたのである。不動産登記によると個人が所有する木造の平屋住宅で、厩舎と便所が付属している。写真で見る限りでは、長年放置されたままの印象を受ける。とても古美術品を扱っている雰囲気は感じられない。
5月13日の記者会見で、舛添氏はグロ研の報告書に飲食代として天ぷら屋に支出したのは、プライベートな食事が間違って記載されたものであるとして、私的流用を認めた。しかし、あくまでも会計責任者のミスであるとして、自らに責任はないとしている。会見では、会計責任者が高齢であったため、ミスを犯しやすかったと苦しい言い訳に終始している。
問題の建物についても、まず支出先に住所が書かれ、それを修正し、社名を追加しているまた、同じ町内の住所で同名の企業が13年3月11日に「資料代」1万5,500円の支出先として記入されていることから、単純に住所を書き間違ったとも考えられる。本当に、会計責任者が高齢のために起こったミスかもしれない。
【特別取材班】
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