
地震発生前の天守閣
化粧品通販業の(株)再春館製薬所(本社:熊本県益城町、西川正明社長)は熊本地震以降、支援活動に注力している。
4月16日の本震発生以降、被災者に社屋の一部を避難所として提供しているほか、社員が自宅から炊飯器などの調理機器を持ち寄って、被災者に炊き出しや化粧品などを提供。避難所の清掃も続けている。
5月6日には、同社が運営するバトミントンチームの所属選手が一時避難していた福井県勝山市から送られた募金20万4,434円を益城町へ寄付。5月13日には、被災した熊本城の修復に向けた寄付金として、同社から熊本県へ5億円と同社会長の西川通子氏個人で1億円を加えた計6億円を贈呈した。5月25日には、親交のある世界遺産の法相宗大本山薬師寺から送られた義援金100万円を益城町に寄付した。
さらに、6月6日から被災で稼働が停止中の地元給食センターの支援として、益城町にある小中学校7校を対象に、7月27日まで1週間に3,300食のペースで汁物などのおかずを給食として提供している。
同社も被災により、現在も商品の製造や発送の遅れがあるが、「熊本の会社として熊本のことを真剣に考え、被災者との心のつながりを育めるような地域支援活動を続けていく」と言い、社内に「復興支援部」を設置。今後も復興に向けた支援活動を推進していく考えという。
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