2024年11月27日( 水 )

参院選2016福岡選挙区 24年ぶりの公明新人・高瀬氏が初当選

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
笑顔で万歳する高瀬氏<

笑顔で万歳する高瀬氏

 10日投開票が行われた参院選の福岡選挙区(改選数3)では、公明新人の高瀬弘美氏(34)が46万7,752票を得て初当選を果たした。公明党が同選挙区で議席を獲得したのは24年ぶり。公明党福岡県本部には多くの支持者が駆けつけ、午後8時過ぎに当選確実が報じられると、会場は歓声と拍手に包まれた。万歳三唱の後、高瀬氏は「無党派、若者、女性の方々へ裾野を広げ活動してきたことが、今回の結果に繋がったのではないか」と勝因を語った。

 外務省に勤務し、米国や東ティモールの大使館で外交官のキャリアを積んできた豊かな国際経験が強み。支持母体の創価学会の組織力だけでなく、今回は自民党の推薦を受け保守層にも支持を広げた。選挙戦では安定政権の重要性を強調し、自公での議席獲得を訴えた。また無党派層や若年層に対し、県内から女性の国会議員を送り出すこと、自分の若さをアピールしながら、支持を呼び掛けた。

高瀬 弘美 氏<

高瀬 弘美 氏

 「本当に嬉しい。今のこの気持ちを忘れずに、これからも精進していきます」と初当選の喜びを語った高瀬氏。「あらゆる世代が輝く社会を実現するために、政治家として成長していきたい」と抱負を語った。

 

関連記事