2024年12月24日( 火 )

土地がある、夢がある、九大学研都市駅周辺エリア

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 2005年10月、九大伊都キャンパスの開校に合わせ、JR九大学研都市駅もオープンした。同駅の利用者数は年々増加しており、このままの勢いが続けば利用者数1万人/日も夢ではない。h_hyo

 同駅周辺エリアの西都では、学生・ファミリー層が定着し(詳細はコチラ)、新しい市街地ながら、既に周船寺など既存エリアに負けない活気を見せる。戸建・共同住宅が多く見られる西都エリアだが、新設された歯科・老健施設も同等に目立つ。202号線沿いで昭和病院を経営する(医)朝菊会も、今年に入り歯科施設を新設し、新たな老健施設も現在建設中だ。同駅周辺では、医療関連需要が高まっているように感じる。九大学研都市駅から徒歩5分程度、コンビニ「ローソン九大学研都市駅前店」側のパーキングエリアは、実は(株)二日市メディカルタウンが管理する医療クリニック開業募集地。独立・開業を考えている医師の方はチェックしておくといい。

医療クリニック開業募集地<

医療クリニック開業募集地

 また、同駅から徒歩10分程度、徳永交差点側には1,856.37m2(561坪)の売却地も存在している。最低売却価格は1億6,800万円。財務省福岡財務支局の管理地(受託管理業者:ミヤオ産業(有))だったが、応札者数3名で入札がおこなわれ、無事落札された。通り沿いに面しており、立地条件は悪くないと思われるが、はたして何が建つのか、今から楽しみだ。

 もちろん、既存エリアも負けてはいない。区画整理により新たに誕生したエリア「富士見(糸島のシンボル可也山、別名:小富士が綺麗に見えるエリア)」では、九大生用共同住宅の建設が怒涛の勢いで進む。建築主個人、設計者(株)岩堀工務店で進むのが、「ベルエポック九大」。S造3階建て、店舗付きのワンルームタイプ全15戸で、2016年8月頃着工予定となっている。

 新設エリアも既存エリアも、九大伊都キャンパスの誕生を契機に激変し、今なお「九大効果」を享受し続けている。無論、バブルはいつか終わる。しかし、空き地や休耕地もまだまだ多い。九大学研都市駅周辺エリアは、今後も注目すべきエリアといえる。

落札された徳永北5043番地<

落札された徳永北5043番地

九大生用共同住宅の建設予定地<

九大生用共同住宅の建設予定地

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