8万円相当のボトルが紛失、中洲スナックで酒泥棒?
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西日本一の繁華街・中洲の某スナックで奇妙な事件が発生した。初めて異常が発覚したのは20日。同店スタッフが、ウイスキーのボトル数本がなくなっていることに気付いた。さらに24日、再びボトルが減っていることが発覚。空き巣の被害にあったと考えて警察に相談したという。その店では、店を閉める際、当日の売上を店内に置かないようにしており、現金が盗まれるということはなかった。しかし、なくなったボトルは高めの酒ばかりで、仕入れ値で合計8万円相当。決して軽い被害とは言えない。
鍵の管理状況から外部の人間の仕業である可能性が高いようだ。「最初に異常が発覚した後、店を最後に施錠するスタッフに、複数の同店関係者が所有していたすべての合鍵を預けていた。そのスタッフは、施錠を確認して店を出たことを証言。真っ先に疑われる立場にありながら窃盗を犯すとは考えにくい」と店長は語る。
奇妙なことに空き巣(?)が行われた後、店のドアは施錠されていたという。たとえ、小規模のスナックといえどもたくさんのボトルが店の棚に並んでいることから、数本盗んでも気付かれないと考えたのだろうか。なくなった酒は転売されるものと思われるが、犯人が自分で楽しむために盗んだ可能性も否定できない。本当に空き巣であるならば、同様の被害が他の店でも発生する可能性は高い。普段、人がうらやむような酒をキープしていない小生には関係がなさそうな話だが、各店、酒泥棒にはご注意いただきたいものである。
【長丘 萬月】
<プロフィール>
長丘 萬月(ながおか まんげつ)
福岡県生まれ。海上自衛隊、雑誌編集業を経て2009年フリーに転身。危険をいとわず、体を張った取材で蓄積したデータをもとに、お父さんたちの「歓楽街の安全・安心な歩き方」をサポート。ホーム・タウンである中洲に"ほぼ毎日"出没している。関連キーワード
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