リープフロッグ(かえる跳び)型の発展
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NetIB-Newsでは、日本グルンバ総合研究所代表であり、大人気ブロガーで情報通の飯山一郎氏のブログ記事から、一部を抜粋して紹介する。今回は、9月8日付の記事を続けて紹介する。
中国の太陽熱温水革命
☆太陽熱による温水器の普及は中国がダントツで、なんと世界の80%!を占めている、と。
☆ これで数十基以上もの火力発電所や原子力発電所が不要になった!という太陽熱革命。
☆中国の太陽熱温水器は「真空ガラス管方式」(魔法瓶の原理)で、日本の「平板式集熱器」よりも遥かに高性能で、かつ驚くほど低価格だ。
☆太陽熱利用の分野でも、中国は圧倒的な先進国。日本は後進国だ。どこに行っても↓太陽熱温水器が乱立!
中国のエネルギー問題は、特異な発展段階を辿っている。
欧米や日本などの近代国家が化石燃料や原子力発電に依存してきたエネルギーを、中国は、「太陽熱依存型」に大きくカジを切った。中国の太陽熱利用の進展ぶりは、「リープフロッグ(かえる跳び)型発展」だ。
『かえる跳び型発展』とは、電気のない生活から化石燃料に依存する段階を通らずに、一気に太陽熱などの再生可能エネルギーにジャンプする発展の仕方をいう。電力網がない中国の僻地農村地域での「リープフロッグ型発展」は、携帯電話が従来の固定電話網の導入段階を飛び越え、何千万もの人々にサービスを提供するようになった経緯と似ている。従来の固定電話網のままだったら、彼らはいまだに電話を使えないままだったろう。
屋上太陽熱温水器の初期設置費用(約2万円)を一旦支払えば、お湯は無料で手に入るのだ。この満足感は大きい。ワシも毎日のシャワーは、「太陽の湯」だ。ただし,自動給水ではない古い型の温水器なので、午前中の給水を忘れると、「水風呂」になってしまう。つーか、「年寄りの冷や水」かな? (爆)
飯山 一郎(70)
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