独バイエル社、米国モンサント社を6.8兆円で買収
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ドイツの医薬・農薬分野の大手企業であるバイエル社は14日、世界最大手の農業・種子メーカーである米国モンサント社の買収で合意したと発表した。バイエル社はモンサント社の全株を1株当たり128ドルで取得し、買収額は約660億ドル(約6兆8,000億円)となる。
バイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業。医薬品のほか農薬分野の最大手企業として知られる。一方のモンサント社は、米国のミズーリ州に本社を持ち、世界66カ国に404の事業所を持つ多国籍バイオ化学メーカー。遺伝子組み換え作物の種子では世界トップシェアを持つ。
今回の買収により、農薬や種子関連の農業分野で圧倒的なシェアを持つグローバル企業が誕生することになる。関連記事
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