(株)セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)は、阪急阪神百貨店を傘下にもつ関西地盤のエイチ・ツー・オー・リテイリング(株)(以下、H2O)と資本業務提携する。セブン&アイは、傘下の(株)そごう・西武の百貨店「そごう神戸店(神戸市中央区)」、「そごう西神店(神戸市西区)」、「西武高槻店(大阪府高槻市)」の3店舗をH2Oに譲渡し、百貨店事業を縮小する。
セブン&アイはH2Oの約3%の株式を取得する。H2Oは、その取得額の約57億円分に相当する、セブン&アイ株の約0.1%を持つことになる。
この資本業務提携で、百貨店業界の苦戦が改めて浮き彫りになった。セブン&アイは6日発表した中期経営計画で、「今後はエリア・業態ごとの『選択と集中』を進めていく」とし、百貨店事業は東京都心の店舗に集中する考えだ。これを皮切りに、九州の百貨店業界でも再編が進行していく可能性がある。
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