2024年11月28日( 木 )

【衆院福岡6区補選】敗戦を新たな出発に~民進・新井富美子氏

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敗戦の弁を述べる新井富美子氏<

敗戦の弁を述べる新井富美子氏

 23日投開票が行われた衆院福岡6区補選に、民進党公認で立候補した新井富美子氏(49)。新井氏は多くの支援者らとともに久留米市内の選挙事務所内で結果を待っていたが、午後8時を過ぎてすぐに鳩山二郎氏当選確実の一報が入り、事務所内は溜め息に包まれた。

 新井氏は今回の結果を受けて、「今回、ゼロからの出発でしたが、私の力不足で本当に申し訳なく思っています。しかしながら、これで終わりではなく、1つのプロセスだと思っています。今回の結果を真摯に受け止め、この瞬間から新たに前進し、笑顔で頑張っていきたい」と語った。

 陣営の中村誠治県議会議員が「この選挙戦で培った団結心を、おそらく近い将来行われるであろう衆議院の本選挙に向けて大事にしたい。今日は新たな出陣式、出発式としたい」と語ると、会場から拍手が湧き起こった。

 新井氏の選対本部長を務めた緒方林太郎衆議院議員は、「半年前、無名の存在であった新井富美子氏を、支援者の皆さまのおかげで、ここまで押し上げていただいた。前回の総選挙で、我々はこの地区に候補者を立てませんでしたが、次の選挙に向けて足場が築けました。期待された結果を残せなかったが、新井氏はこれからも前進に前進を続けていきます」と語り、次回衆院選で新井氏を再び候補者とする考えであることを明らかにした。

【矢野 寛之】

 

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