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報道陣の取材に応える小川知事
小川洋福岡県知事が10月10日から17日までの8日間、県幹部職員に入院先を知らせずに所在不明だった問題は、11月4日の決算特別委員会最終日でも決着せず。7日以降の常任委員会に持ち越されることとなった。
4日の決算特別委員会で小川知事は、10月27日に自民党・吉松県議が要求していた、入院の事実を証明する資料として、入院先や診療費の内訳などが黒塗りされた退院証明書と診療費請求領収書を提示した。これを受けて吉松県議は知事の入院の事実自体は認めたが、「そもそも入院する必要があったのか」と入院の必要性を証明する資料を要求。議会は一時中断し、その後再開されたが、この問題は常任委員会で引き続き議論されることとなった。
その後、小川知事は報道陣の囲み取材に対し、「健康管理については本人の責任で行う事柄であり、それに関連する個人情報はこれ以上出すことはできない」とコメント。これ以上、資料の提示を行う意思がないことを示した。
事態は長引く様相を見せている。
【木村 尚基】
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