日常を取り戻そうとする事故現場ビル周辺の人たち

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呼込みをする、「酒蔵 友添」のスタッフたち

　博多駅陥没事故から２日、10日現在も交通規制が続いている。現場周辺のビルに入っている飲食店では、９日夜から営業を再開している。しかし、交通規制されている道路に面した店舗では、警察官や現場作業員の通行許可を得てからでないと通行できないため、いつも通りの集客からは程遠い状況のようだ。営業の再開を呼込みでアピールする店もあり、スタッフの切実さを感じた。ある居酒屋では「予約のお客さんと常連しかこない」とこぼす。一刻も早い現場の復旧が待たれる。

【木村　尚基】