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福岡市内中心部を歩けば、どれだけのタクシーとすれ違うだろうか。規制緩和、規制強化の施策に揺さぶられ、新たに国が方針を出すたびに対応せざるを得ない業界でもある。
そんな競合激化する業界で長年生き抜いてきた老舗タクシー会社が、本社不動産の売却を検討していることがわかった。すでに支店の資産は他社に譲渡済みで、残された本社の売却の話を進めているようだ。
資産を効率良く活用するには、同業者による買収が考えられるが、人手不足の昨今、背伸びはできないと、同業者の名乗りは少ないだろう。従業員の雇用を守るには、同業者への売却が望まれるのだが・・・。
市内中心部ではないものの、市内にはもうまとまったマンション用地は見つからない現状にあり、即座に「買い」の手を挙げたデベロッパーが複数あるという。このようなケースの交渉は難航すると予想され、長期戦の様相である。
【東城 洋平】
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