「高島市長、もう少し真剣にやったらどうですか！」高山市議訴える

　高山博光市議が「高島宗一郎福岡市長では福岡市がダメになる!!」と10月20日の福岡市議会決算特別委員会で訴えた。

　まずは博多港の貨物取扱能力について質問に立った高山市議。「博多港は数年間容量いっぱいで、限界である。高島市長就任時からまったく変わらない。そもそも他の港湾は数千万TEU（20フィートコンテナを単位として、港湾が扱える貨物量を指す）という単位で話をしているのに、博多港はわずか90万TEUで、それで限界。発展性のない港湾ということでいいのか！」と厳しく問い詰めた。市側は「運用上の都合で前後するものでして」と言葉を濁すばかり。

　高山市議は質問を重ねるが、答弁に立つのは港湾空港局長など市の職員のみ。これにあきれた高山市議は「福岡の主要産業であるはずの港湾について、（高島）市長は一言も答えようとしない。これが福岡の実態です！こんな市長のもとで、港湾が発展するわけがない。もう少し真剣にやったらどうですか！」と語気を強めて訴えた。

　高山市議の質問の全容は、動画でご確認いただきたい。

【深水　央】