2024年12月22日( 日 )

老舗温泉ホテル 別府の「花菱ホテル」 身売りへ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

beppu 全国的にも有数の温泉地である、別府温泉の老舗ホテル「花菱ホテル」が2月28日で休館し、同ホテルを所有する花菱ホールディングスは、3月末にも株式譲渡する方向で最終調整していることが分かった。

 同ホテルは、1904年7月に設立。JR別府駅から徒歩8分と立地条件も良く、2棟で構成されたホテルは、総客室数146室あり、展望大浴場、ショッピングプラザなどホテル機能は充実していた。2015年期の売上高は約8億3,000万円。

 現在の建物2棟は、築40~50年以上で老朽化が進行し、国からの「改正耐震改修促進法」による耐震化不足で建て替えが迫られていた。建て替えには、多額の費用が見込まれることから、経営権を手放す方針になったとみられる。

<COMPANY INFORMATION>
花菱ホールディング(株)
代 表:一宮 豊喜
所在地:大分県別府市北浜2-14-29
設 立:1904年7月
資本金:3,000万円

 

関連キーワード

関連記事