2024年11月05日( 火 )

異例であり、異常であり、異様な日米関係!

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 NET-IBでは、日本グルンバ総合研究所代表であり、大人気ブロガーで情報通の飯山一郎氏のブログ記事から、一部を抜粋して紹介する。今回は、2月12日付の記事を紹介する。


 オバマの時代は、せっかく渡米したのに会ってもらえず、冷遇の極み。トランプ大統領は、雪も氷も解けんばかりの熱烈歓迎!
 こんな異例で異常で異様な日米関係は、史上初!だ。

 日本では、漢字も読めない馬鹿右翼などとバカにされまくった安倍首相だが…、アメリカに行くと超VIPの国賓どころか、「皇帝陛下、光臨!」といった雰囲気。
 な~んか、アメリカに君臨するアメリカの支配者は、ニッポン!みたいな錯覚はしないが…、トランプ内閣総上げの慇懃・鄭重きわまる接待!
 一体全体、これ、本当ど~しちゃったの?

 漢字も読めないバカ総理云々つったって…、トランプだって漢字が読めない。韓国でも漢字が読める人なんかいない。だいたい漢字なんてのは中国文化そのものなのだ。日本人は中国が大嫌いなクセに、中国文化の神髄ともいえる漢字をありがたがる。
 今の時代、漢字なんか読めないほうが、アホ~のアベッチみたいにエラくなれるのかもよ。


 それにしても、だ。この3~4日の間に、世界=国際社会は、大きく大きく、ほんと大きく変わった!

 まず日本から言えば…今までの日本は、いかにも冷酷で残酷なアーミテージみたいな戦争屋のタコ坊主に支配されていたワケだが…2月の10日からは、仏(ホトケ)のトランプ閣下が、日本を優しく支配するコトになった!
 日本国を統治する支配者が変わった! これはまさしく革命なのだ!ってこと、わかっている人、少ないけど。

 2番目。アメリカ合衆国が大きく変わった!
 トランプの政治は、革命、クーデターだ!と、田中宇サンが叫んでいたが、その通りだ。トランプは、「アメリカは今後、他国を武力侵略して他国の政権を倒すことはしない!」と明確に宣言した。そのうえで、アメリカは今後、老朽化してボロボロになってしまった社会インフラを復興し、アメリカにだけなかった高速鉄道網などもつくり…そうして内需を拡大し、雇用を増やし、虐げられていた低所得階層の人々を豊かにする政策を全力で進めていく!とも宣言した。
 このトランプ宣言を素直に評価した株式市場は、暴騰に次ぐ暴騰!(来週は、NYだけでなく東京も暴騰します!)

 そして3番目は、米中関係。
 トランプは、それまでは台湾総統に電話するわ、中国の通貨政策や南シナ海への海洋進出を厳しく批判するわ、北朝鮮に対して習近平は弱腰過ぎる!などと、中国を挑発しまくってきた。
 ところが9日、トランプ大統領は前言をすべて撤回し、「中国は1つ!」 などとウソみたいなコトを本気で言い出して、中国の習近平国家主席と、一瞬で仲直り!
 この米中和解、トランプと習近平の仲直りも、「革命」だ。

 4番目は、為替や貿易不均衡の件に関して、米国が厳しいコトや激しいコトを一切まったく言わなくなって…、日米の貿易・経済関係の枠組みは、麻生副総理とペンス副大統領が公平・公正な話し合いで決めてゆく!というコトになった。
 トランプ大統領などは、「日本が長年に渡り米軍を受け入れてこれたことに感謝する!」などと、ウソみたいなコトを本気で言い出す始末。
 これっていったい、ど~なっちゃてるんですか?

 5番目は…この3~4日の間に、トランプも、マイク・ペンスも、習近平も、李克強も、安倍晋三も、麻生太郎も、みんながニコニコ穏やかになって、和気あいあい。まるでヒトが変わったよ~になって…、実際、ヒトが変わっちゃった。

 以上の1番目から5番目までの巨大な変化、大きな大きな、本当に大きな世界の大変化を、ちっとも認識できない阿呆な知識人や投資家が、アメリカにも日本にもまだまだ仰山います。

 でもま、ソレはソレ。なんつったってニッポンは…、あのバカで漢字も読めない安倍晋三総理大臣が、今までの悪辣な支配者(戦争屋)を叩き斬った!
 そして日米の関係を、まったく新しい未来志向型のフレンドリーなリレーションシップにつくり変えた!(よ~に見える)
 めでたし、めでたし!(と、無理しても言いたいwww)

飯山 一郎(71)


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