筑紫女学園に最大の危機!笠・長谷川派が再度、違法理事会を強行!!
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大手仏具販売メーカー(株)はせがわの相談役・長谷川裕一氏の理事長の地位などを「無効」とする福岡地裁の判決を受けた浄土真宗本願寺派の学校法人 筑紫女学園。同学園の理事あてに、3月6日午後4時から福岡市内で理事会を開催するとの通知が出されていることがわかった。
無効判決が出た2月23日、長谷川氏は、「混乱の元凶」である笠前理事長の復権を宣言。しかし、理事長に後任者が決まるまでの引き継ぎ業務の規定はなく、前理事長復活宣言は、理事会におけるキャスティングボードを握るためと見られる。
また、6月10日の決議に参加した学長と、理事長単独での解任が無効とされている事務局長の理事2名には理事会の開催通知が送られていないという。理事会の議事は、寄附行為第17条11項で「理事総数の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる」と定めている。つまり、理事総数が14名のうち8名の賛成が必要となる。笠・長谷川派は8名の支持を確保したのだろうか。
新たに開催される理事会では、裁判所が決議を無効とした6月10日の理事会で、笠氏が提出した評議員会および理事会の選任案が再び採決されると見られており、笠・長谷川派の理事会運営を問題視する教職員側は危機感を強めている。一部の教職員からは、筑紫女学園の監事に対し、この理事会の開催中止と不正宣告を求める理事会監査請求書も出されており、対応が注目される。
【山下 康太】
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