Asia Dance Works Competition 2017、優勝はSAYUKIさん
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Asia Dance Works Competition 2017(以下、ADWC)は、ダンスとコレオグラフィー(ダンスの振り付け)の技術と表現力、芸術性を競うコンテスト。3月5日、福岡国際会議場で開催された。協賛に愛しとーとを迎え、テレビ西日本とエントリーサービスプロモーションが共催した。今回はジュニア部門と中高生部門で優勝を競うファーストブロック、九州高等学校ダンス選手権とコレオグラファーコンテストを行うセカンドブロックの2本立て。ダンスを愛する子どもたちとその家族から、プロとして研鑽を続けるコレオグラファー、ダンサーまで幅広いダンス好きが集った。
ファーストブロックでは、ヒップホップダンスを中心にジュニア・中高生合計で15のチームが登場した。ジャッジのGAZILOW氏も講評で触れたように、この時期小中学生の子どもたちは卒業や進学などもあってなかなか練習時間がとりづらい。しかしステージでは、そんなことをまったく感じさせないようなハイレベルな演技が元気いっぱいに繰り広げられた。
セカンドブロックの高等学校ダンス選手権では、一気にステージの空気が変わる。ヒップホップといっても学校の制服をコスチュームに取り入れた自由な発想のダンスを見せた大分県立大分豊府高校や、北九州市立高校によるアニメーションダンス、シリアスなテーマをクラシカルなダンス技術で表現した福大付属若葉高校など、それぞれに創意工夫をこらしステージが展開された。
そしてコレオグラファーコンテスト。このコンテストの優勝者は、今年8月に東京で行われる「Legend TOKYO Chapter.7」への出場権を得ることができる。参加したのはSAYUKI、水口久子、MIKA/ShimAdaの3組。それぞれダンサーの特徴を生かした振り付けで、高いレベルの表現を見せてくれた。
審査は、岩本初恵氏(愛しとーと)、長崎浩一氏(タワー不動産)、西座聖樹氏(ボンウェイ)、新井洋子氏(エントリーサービスプロモーション)、GAZILOW、加藤、北村、佐久間、隆文の各氏(ダンサー)、鬼塚勝也氏(元WBA世界スーパーフライ級王者)の各審査員によって行われた。結果は以下の通り。
■ジュニア部門
優勝:5native lov
準優勝:HIPHOP BUSTERS■中高生部門
優勝:supernova
準優勝:White Red Mytic■九州高等学校ダンス選手権
優勝:福岡大学付属若葉高等学校
準優勝:北九州市立高等学校
愛しとーと賞:鎮西高等学校■コレオグラファーコンテスト
優勝:SAYUKI(Legend TOKYO Chapter.7出場権獲得)
準優勝:MIKA/ShimAda表彰式では、共催のエントリーサービスプロモーション・新井洋子社長が「ダンスのすばらしさ、頑張ることのすばらしさを感じました」と講評を述べ、6時間にわたり大きく盛り上がったADWCを締めくくった。
【深水 央】
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