ライジングゼファーフクオカB2クラブライセンスを獲得
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B3リーグに参戦中のライジングゼファーフクオカは、3月1日に行われたジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)理事会において、2017-2018シーズンのB2クラブライセンスが付与されることが決定した。B2ライセンスは、B2リーグ参戦に不可欠な資格。
このクラブライセンスは、B.LEAGUE参加クラブに取得が義務づけられているライセンスのことである。B1とB2のライセンスがあり、双方とも有効期間は1年間で、毎年11月に申請する。これらのライセンスの発行は、「バスケットボール界全体の安定的・持続的な成長と発展に寄与すること」が目的とされている。
Bリーグの規約に基づき定められたクラブライセンス交付規則より、競技基準、施設基準、人事・組織体制基準、法務基準、財務基準の5分野40項目の基準が設けられている。各基準が「A基準」(充足が必須の項目)「B基準」(充足していない場合に制裁・改善要求事項を科す可能性がある項目)「C基準」(判定内容に影響を与えないが、将来的に引き上げられる可能性のある基準)の3等級に区分される。各クラブは「A基準」のすべてを充足した上で「B基準」「C基準」をできる限り充足させる必要があると定められている。
ライジングゼファーフクオカを運営する福岡プロバスケットボールクラブ(株)代表取締役 長尾洋二氏は、「この度ライジングゼファーフクオカはB2ライセンスを獲得しました。新オーナーのもと新体制でスタートした今季は、強いチームづくりを第一に、運営面、資金力、広報を強化し上部リーグ昇格を目指しています。今回のB2ライセンス獲得はその努力が実りつつある事を証明してくれました。
しかし、まだ道なかばです。目指すは最短のB1トップリーグ入りです。この機会を生かし、ファンクラブメンバーの拡大やオフィシャルスポンサーの獲得に全力を上げて、さらなる高みを目指していきます。皆様の大きなご支援をよろしくお願いします」とコメント。B2クラブライセンスの獲得は、ライジングゼファーフクオカにおいてとても意義深いものとなり、今後の経営マネジメントとアリーナで戦う選手とコーチ陣・スタッフにとって、さらなるモチベーションアップのきっかけとなる事象である。
現在2016-17レギュラーシーズンにおいて、24勝4敗の2位(首位金沢武士団とのゲーム差1.0)であるライジングゼファーフクオカ。フロント・現場とも常に進化・発展を目指した積極的なマネジメントを実践し、成果を上げている。福岡の地域にそして市民に愛され、バスケットボールを通じて地域を元気にすることを目指すライジングゼファーフクオカの戦いぶりに注目したい。
【河原 清明】
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