ライジングゼファーフクオカ大歓声のなか快勝
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B3リーグ参戦中のプロバスケットボールクラブのライジングゼファーフクオカは、3月11日(土)、12日(日)福岡市民体育館にて大塚商会アルファーズと対戦。選手発案のプロジェクトで、会場の満員を目指す企画『3,000人プロジェクト』により、11日2,486名、12日2,781名の来場を数えた。
試合結果は、11日福岡85-76大塚商会、12日福岡83-52大塚商会と連勝した。また、12日は長島エマニエル選手が怪我からの復帰後初得点、満島光太郎選手がプロ初得点と会場も大いに賑わった。堀健太郎ヘッドコーチ、満島光太郎選手、長島エマニエル選手の談話は以下の通り。
堀ヘッドコーチ談話
――試合の総括をお願いします。
堀 今日も沢山のお客様が入って下さったなかで、プレイできたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございます。試合に関しては2連勝したなかで、選手は良く修正して試合に臨んでくれたと思います。ただ、まだまだB2に昇格するには修正していかなくてはいけない部分も多いと思いますので気を引き締めて練習からやっていかなくてはいけないと思います。
――ホーム福岡での最終戦でしたが、2,700人超えの観客の試合はどうでしたか?
堀 2,700人を超えるお客さんに入っていただいて――お客さんもフロントスタッフも福岡一体となって作っていただいた結果だと思っているので、本当に感謝してします。B2、B1を見ても2,700名入っている試合はなかなかないと思うので、それをB3の環境でできたことは貴重な経験だと感じています。
――B2ライセンスの取得もできてプレッシャーもあると思いますが、最終節に向けてどんな修正をかけて戦っていきたいと思っていますか?
堀 11日の試合は失点が70点程あり、自分たちの目指しているバスケットとはほど遠かったですが、12日に52点で抑えられたことは選手達がよく修正してきてくれたと感じています。試合に勝つために、ただ動きをハードにしても結果に結びつかない部分もあると思うので、ハードにプラスして、スマートなバスケットを目指していかなくてはと思います。オフェンスに関して、我々は3ポイントが30%、大塚商会さんが28%、2ポイントは我々が50%、大塚商会さんが26%。オフェンスに関しては正直水物だと思っていますので入る日入らない日あると思います。ただディフェンスに関しては、調子の波があってはいけないと思いますので、50~60点以内に抑えられるような練習を日々重ねていかなくてはなりません。ファイナルステージに向け、体制が変わったなかでコーチが求めるバスケットと、「どんな選手がいるのか、どんな特徴があるのか」の部分を、選手とコミュニケーションを取ってすり合わせていくことが重要です。これまで以上にタフなシーズンになると思いますので、誰ひとり甘えることなくやっていく必要があると思います。
満島、長島両選手
――11、12日の総括をお願いします。
満島 プレイタイムが少ないなかで、得点を決めることができて嬉しく思います。指揮官も変わっていろいろ大変なこともありますが、皆で力を合わせて頑張っているので、このまま優勝してB2昇格を目指していきたいと思います。
長島 満島選手が言ったように、ヘッドコーチが変わって1人ひとり求められるものが変わり、そういうなかで折れずに自分のことをしっかりやり切った結果だと思います。これからも変わらず自分のすべきことを自覚して、それをチームのなかで発揮することがこれからの勝利に繋がると思います。
――実際にプレイしてみて、シュートを決めた瞬間いかがでしたか?
長島 嬉しいのは本音ですが、試合中は何も考えていなかったですね。考えすぎても空回りしてしまうし、狙いにいきすぎてもダメだと思ったので、普通に何も考えず自分らしいバスケットをしようと思った結果だと思います。
――ベンチもかなり盛り上がっていましたが?
長島 周りの先輩方が喜んでくれたりして嬉しかったですね。でもシュートを決めることが当たり前って周りに思ってもらえるようにならないといけないと思います。いつまでも「やったな!」と言われるままではいけないので、(シュートを決めて当たり前と言われるように)日々変わらずやり続けるだけですね。
――2本目のシュートは見ていてかなり複雑なシュートに見えましたが?
長島 そうですね。でも決まるかなと思っていました。昔から基本的にあんな感じなので。このチームでお客さまに喜んでもらえるようなプレイとか、自分の個性をもっと出していければなと思います。
――満島選手と同じ日にゴールを決められたことについて、(長島選手から満島選手に)一言お願いします。
長島 プロに入って初得点、おめでとう。まだ若いけど、その若さに甘えず、ベテランと同じかそれ以上にもっと目標を持って何をしなきゃいけないかを考え続ければ、今日みたいな得点も取れると思う。そしたらもっと試合にも出場できると思う。本当に俺も嬉しく思います。おめでとう。
――長島選手からメッセージをいただいいて満島選手はどう感じられましたか?
満島 エマ(長島エマニエル選手)はケガしていて、他の人のプレイを見ながら苦しい部分もあったと思います。でも自分も若手1人で辛い部分もありました。そのようななか、2人で支えあって2人でご飯に行っていろいろ話して、皆が遠征に行っている間に、2人で自主練習を行っていたので、2人同じ日に得点を決められたことに運命的なものを感じる。「ちゃんと今までやってきただけあるな」と、感じられてやっぱり嬉しい。エマも復帰して、ケガで悩んでいてやってきていたのを見ていたから、エマが決めたことが自分のことのように嬉しいですね。ただ2人で話しをすると、目標や今後やりたいことはまだまだあると思うので今後プレイで出していきたいです。ファイナルシーズンに向けて主力と絡んでプレイできるようにもっと練習からアピールして頑張っていきたいなと思っています。
――最後に今後の抱負について教えてください。
長島 試合に出る時間もまだ少ないですが、やることは変わらないので、それをやり続けてチャンスがあったときにそれを活かせるように、これからもやり続けるだけです。
満島 「まだまだやれる」という気持ちはあります。自分たちの練習は間違っていないと思うので。エマも言った通りやり続けて、チャンスがきたときはモノにできるようにいつも準備して頑張っていきたいと思います。
次回第13節は、東京海上日動ビックブルーとの対戦。
3月18日(土) 試合開始18:00
3月19日(日) 試合開始14:00
会場は、
田川市総合体育館
〒825-0002 福岡県田川市大字伊田2550-1 TEL:0947-44-7370B2昇格に向けて躍進するライジングゼファーフクオカへご声援を!
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