【6/23】中島淳一・一人演劇「釈迦」見どころ
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6月23日(金)、福岡市中央区の大濠公園能楽堂において、福岡の一人演劇の第一人者・中島淳一氏(劇団エーテル主宰)の「釈迦」が公演される。同時にソプラノ歌手の黒木あすか氏の公演も行われ、孤高の芸術家と欧州で腕を磨いたソリストのコラボとして注目を集めている。
釈迦の舞台は古代インド、マガタ王国。ビンビサーラの子アジャセが釈迦に帰依するまでを大胆に脚色。人間の根底に横たわる深い闇をとおして、人間の実存と釈迦の言霊に肉薄する。そこに、黒木氏が奏でる音楽が加わる。
弊社主催としては2015年7月、「砂漠の商人」(福岡市博多区、ぽんプラザ)を上演。中島氏の熱演に心打たれファンになった方も少なくはない。とくに親子や兄弟の複雑な関係を表現することに「経営のヒントになった」という方もいるほどだ。
また、劇の終わりには恒例のトークショーもあるほか、今回は黒木氏の奏でる繊細で優美な音楽が加わる。当日は是非とも多くの方々にご観賞いただきたい。【矢野 寛之】
<主催>
(株)データ・マックス<日時>
6月23日(金) 午後6時開場 午後6時30分開演<場所>
大濠公園能楽堂
(福岡市中央区大濠公園1-5 TEL 092-715-2155)<出演者>
ソプラノ歌手 黒木 あすか
劇団エーテル主宰 中島 淳一
チケット:5,000円(税込)<問い合わせ先>
(株)データ・マックス
福岡市博多区中洲中島町2-3
TEL:092-262-3388
担当:道山、矢野<プロフィール>
中島 淳一(なかしま・じゅんいち)
1952年、佐賀県唐津市出身。75~76年、米国ベイラー大学留学中に、英詩を書き、絵を描き始める。ホアン・ミロ国際コンクール、ル・サロン展などに入選。日仏現代美術展クリティック賞(82年)。ビブリオティック・デ・ザール賞(83年)。スペイン美術賞展優秀賞(83年)。パリ・マレ芸術文化褒賞(97年)。カンヌ国際栄誉グランプリ銀賞(2010年)。国際芸術大賞(イタリア・ベネチア)展国際金賞(10、11年)、国際特別賞(12年)、アートラベル金賞(15年)など多数受賞している。詩集「愁夢」、「ガラスの海」、英詩集「ALPHA and OMEGA」、小説「木曜日の静かな接吻」「卑弥呼」、エッセイ集「夢は本当の自分に出会う日の未来の記憶である」がある。また、一人演劇も手がけ、上演回数は1,500回を超え異色の芸術家として名を馳せる。福岡市在住。劇団エーテル主宰。黒木あすか(くろき・あすか)
宮崎市出身。4歳よりヤマハ音楽教室でピアノを始め、10歳でフルート、15歳で声楽を始める。宮崎県立大宮高等学校文科情報科、東京芸術大学音楽学部卒業後、ロータリー・マルチイヤー・スカラーとして王立ウェールズ音楽院大学院を卒業。欧州でソリストとして活躍。出演したオペラ団体は5団体、ステージ出演したオペラロールは19役に及ぶ。2008年-09年度のアイルランド政府奨学生として選抜され、ダブリン王立音楽院で学ぶなど音楽活動にさらなる磨きをかける。ラジオ・パーソナリティとしても活動しつつ、現在は、学校法人宮田学園、国際貢献専門大学校の特任教授も務め、音楽がもたらす幸せや素晴らしさを伝える活動を目指している。関連キーワード
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