おおむた『大蛇山』まつり、圧巻の1万人総踊り
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今年3月に市制100周年を迎えた福岡県大牟田市。7月22日(土)、同市で例年開催されている夏の風物詩「おおむた『大蛇山』」まつり」が行われたが、今年は市制100周年記念行事として当日の飛び入り参加も可能な「1万人総踊り」が実施された。
大牟田市に活動拠点を置く企業や大学、地域コミュニティからの参加者やコスプレをした一般参加者ら約1万人による炭坑節は圧巻。当日は35度を超える猛暑日だったこともあり、沿道から見守る見物客から総踊りの参加者に飲み物が手渡されるなど、会場に集った人たち全員で祭りを無事成功させようという一体感が伝わってきた。
応援に駆け付けた中尾昌弘・大牟田市長は「市制100周年記念として、文字通り1万人による総踊りを実施しますが、本日気温が高く、かなり暑くなっております。くれぐれも熱中症には気を付けて、無事祭りを成功させましょう」と参加者へエールを送った。また、大蛇山まつりのメインイベントである「祇園六山巡行」が始まると、皆暑さを忘れて「よいさー、よいやさー!」と掛け声を上げた。
市制100周年という記念すべき年に開催された今年の「おおむた『大蛇山』まつり」は、盛況のうちに終了した。
【代 源太朗】
【おおむた『大蛇山』まつりとは?】
大蛇山まつりは、大牟田市三池地区において江戸時代中ごろに始まった祇園社祭礼行事。蛇や龍を水の神の象徴とする「水神信仰」と、祭神を悪病よけや農業の神とする「祇園信仰」が絡み合い、祇園のお祭りに大蛇が取り入れられたものと考えられている。
大正町おまつり広場で行われるおまつり広場行事には、市内外のほとんどの大蛇山の山車が参加しパレードをするため、毎年多くの人が足を運ぶ大牟田市を代表するおまつりとなっている。関連記事
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