味覚糖とのコラボ商品、バカ売れで販売一時停止に

　（株）コンプ（本社：東京都千代田区、鈴木優太代表）は、７月11日から販売しているグミタイプの栄養補助食品『COMPグミ』が、当初の想定を大幅に上回る販売量で供給体制が追い付かないことから、販売を一時停止すると発表した。

　同品はUHA味覚糖との共同開発品で、同社が「完全食」という、人間に必須な栄養素（糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維）を過不足なく含み、1袋（53mg）で、200キロカロリーを手軽に補うことができる総合栄養食品。同社によれば、「受注に対して安定的な供給量を確保できない」とし、現在は予約購入として受け付けている。販売再開は8月2日を予定している。

　栄養補助食品は、飲料や粉末タイプが主流に加え、シリアルバータイプやゼリータイプの商品が流通しているが、グミタイプは同社が初。グミ製品は菓子業界では急成長を続けているカテゴリー。もともと「COMPパウダー」という粉末製品を３月に販売していたが、溶かす作業が面倒であることや、より手軽さや携帯性を高めたいという要望があったことで開発された商品だったといい、過去になかった商品形状が、消費者ニーズと合致し、販売に大きく結びついたものとみられる。