花火と音楽の競演~百道地区で17年ぶりの花火大会
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「シーサイドももち花火ファンタジアFUKUOKA」が26日、福岡市早良区の百道浜地区(シーサイドももち海浜公園)で開かれた。主催はRKB毎日放送などからなる実行委員会。入場者は約2万5,000人(主催者発表)。
百道地区での花火大会は17年ぶり。芸術花火を手がける日本橋・丸玉屋による総合演出のもと、音楽に合わせてコンピュータ制御された花火が打ち上げられると、集まった観客から歓声があがった。
今回の花火大会は(株)関家具(本社:福岡県大川市)が特別協賛し、PRサポーターには(株)ジャパネットたかた(本社:長崎県佐世保市)が就いた。
【小山田 浩介】
百道浜地区の開発は1980年代に始まり、当時の百道海岸を埋め立てて整備された。89年のアジア太平洋博覧会(よかトピア)後に現在の姿になると、同じ年に福岡タワーが完成し、以降は同地区のシンボルとして福岡市民に親しまれてきた。
周辺には複数の放送局や、情報関連企業などが入る高層ビルが立ち並ぶほか、市立総合図書館や市立博物館などの公共施設も移転した。北西部に設けられた居住区域は、県内有数の高級住宅地としても知られている。
シーサイドももち海浜公園は地元住民の散策の場であるとともに、ビーチバレーやビーチサッカーなどが開かれるイベント会場としても活用され、近年は外国人向けの観光コースとしても人気を集めている。
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