2024年11月19日( 火 )

福岡市内の異臭やもや、糸島の火災が原因

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 福岡県糸島市高祖(たかす)の民間リサイクルセンターで、26日午後9時22分ごろ火災が発生した。
 糸島市消防本部によると、敷地内に野積みされたプラスチック、廃棄家電製品(約3,000m3)が燃え、付近の山林(約200m2)が延焼した。消防が重機などを使った作業で消火にあたり、27日午前8時5分に「鎮圧状態」となった。
 かなり広範囲に渡った火災の原因について、同本部によると、本日午後2時に調査団が現地に入る予定とのこと。

 火災が発生した当時、北東に10キロほど離れた早良区百道浜では大きな花火大会が開催されていた。花火が終わってしばらくしたころから、百道周辺に火薬のようなにおいが充満し始めたため、花火大会との関連が懸念されていたが、糸島市の火災による煙が流れ込んだものと思われる。糸島市消防本部によると、昨日から今日にかけて、異臭を訴える問い合わせが同本部や福岡市消防局に百数十件以上入っているという。

 福岡市はPM2.5の予測情報としてレベル2(注意喚起)を実施した(午前11時に解除)。

【小山田 浩介】

 

関連記事